東京電力福島第一原発の脇を通る国道6号線が、全線通行可能となって1年余りが経った。国道6号線は避難困難区域も通っており、その区間の14キロメートルは今も、四輪車でしか通行できない。
今年9月末、日本に一時帰国していたのを利用して、市民放射能測定所CRMSの丸森あやさんと一緒に国道6号線を南のいわき市から北上して東京電力福島第一原発のある大熊町、双葉町まで走ってみた。
道中で採取した試料は、丸森さんが東京に戻ってからゲルマニウム半導体検出器で放射能濃度を測定した。
いわき市:
いわき市は避難指示区域とはなっていないが、津波で大きな被害を受けている。市内北部が事故原発から30キロメートル以内となり、原発事故後その区域は自宅待機を指示された。
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