2014年3月、ドイツ政府の放射線防護委員会は原子力防災に関して新しい勧告を公開した。
そこで注目されるのは、ヨウ素剤の配布だ。新勧告は、 ・ 原発から100キロメートル以内のすべての住民にヨウ素剤を配布する準備を しておく ・ 全国(!!)で18歳未満のこどもと妊婦にヨウ素剤を配布する準備をしておく を求めている。
なお、この勧告は稼働中の原発を対象としており、廃炉のため停止された原発については新たに勧告を出すとしている。