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2017年4月04日掲載 − 脱原発・自然エネルギー − エネルギー選択宣言 − 8章 交通の未来
移動で排出する二酸化炭素を自分で負担する

ドイツでは、長距離バスに乗る場合、移動することによって排出される二酸化炭素に対して、乗客が自主的に炭素税のようにその排出料金を支払うことができるようになっています。それで得られた収入は、再生可能エネルギー利用プロジェクトを実施する環境団体などにカンパされます。


自家用車で移動する場合にも、排出される二酸化炭素に対して自主的に排出料金を支払うサービスがあります。世界の多くの航空会社も、飛行機の乗客向けに同様のサービスをはじめています。日本では、たとえばJR西日本が乗客が自主的に二酸化炭素の排出料金を支払う仕組みを導入しています。


消費者が自分の判断で二酸化炭素の排出料金を支払うのか、支払わないのか。消費者に自分で選択する可能性ができたのは歓迎すべきことです。ただ排出料金の支払いは、二酸化炭素を排出する「申し訳ない税」のようなものだといわなければなりません。消費者が受け身になっている感じがします。むしろ交通においても、再生可能エネルギーの利用を求める声を消費者のほうから積極的に出していきたいと思います。


(2017年4月04日掲載)

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