石炭は、再生可能エネルギーではありません。
石炭は、元々生物資源だったものが長い年月を経て化石化したものです。
石炭を燃やすと、吸収されていた二酸化炭素が排出されます。この二酸化炭素は元々の生物が生息していた時に吸収されたものです。そのため、石炭を今エネルギー源として燃やしても、過去に吸収された二酸化炭素が大気中に排出されてしまいます。
ただ現在、その分を吸収してくれる植物がありません。
それでは、過去に吸収された二酸化炭素の排出量が増え、環境破壊の原因になるだけです。
そのため、石炭は再生可能エネルギーではありません。同じことが、化石燃料といわれる石油や天然ガスにもいえます。
(2018年2月23日記載、2018年7月09日エネルギー選択
宣言ブログから移転)
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