2023年8月20日更新 − HOME − 珍語集一覧 − タ行
蒲焼
妻	「今回、姉のところに泊めてもらったでしょ。そのお礼に、うなぎ屋でごちそうしようとしたらね、回転寿司のほうがいいっていわれたの。安上がりでよかったわ」
夫	「そりゃ、よかったね。でも今度はうなぎ屋かな。やっぱり、うなぎの蒲焼も食べたいよな。たまにはね」
妻	「そうだわね。今度は、そうしてみるわ」
夫	「ところで、そのうなぎ屋はどじょうの蒲焼を出していないかな。どじょうの蒲焼は懐かしーんだよな。小さい時、よく行商のおじさんが自転車にのって、どじょうの蒲焼を売りにきたんだよ。どじょうの蒲焼きもうまいぞー」
妻	「どじょうの蒲焼？？？　そんなの聞いたことないけど。。。」
夫	「やっぱり、都会育ちは知らないだろうな。都会は、どじょう鍋かな。うちの田舎では、どじょうの蒲焼。小さい時はうなぎの蒲焼より、どじょうの蒲焼のほうをよく食べたのじゃないかな」
妻	「それなら今度の夏、ドジョウノウシにどじょうの蒲焼を食べにいきましょうよ」
夫	「ドジョウノウシだって？　そんなの聞いたことないよ。土用の丑ではないのか。。。」
妻	「あら、そうだったわ！」
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