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2009年2月16日掲載 - 政治
NATO首脳会議への期待
(2009年2月16日)  1/2

2010年4月末には、5年毎に開催される核不拡散条約(NPT)の再検討会議が国連であるが、ここ最近、核兵器廃絶に向けて新しい動きが出てきている。


その発端は、2007年1月に米国でキッシンジャー元国務長官、シュルツ元国務長官、ペーリー元国防長官、ナン元上院軍事委員会委員長が連名で、米紙「ウォールストリートジャーナル」に寄稿した「核兵器のない世界」という投稿だ。


ここで提案された核兵器のない世界に向けた手順は、米国のオバマ政権の公約にも盛込まれている。


オバマ政権は、
1)今年失効する第一次戦略核兵器削減条約(START I)に関して、ロシアと後継協定について交渉を開始する
2)包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准に向け、議会を説得するための活動を開始する
3)核兵器用核物質生産禁止条約(FMCT、カットオフ条約)の交渉を開始する
などを計画している。


ドイツでは、米国4重鎮の投稿直後、シュタインマイアー外相が2007年2月に行われたミュンヒェン安全保障会議で、米国4重鎮の声明を歓迎する発言をした。


さらに今年1月には、シュミット元首相、ヴァイツゼッカー元大統領、ゲンシャー元外相、バー元連邦議会軍縮軍拡監視委員会委員長の4人が連名で、2007年1月に米国から発せられた声明に対して、そのためには国際協調が重要だ、とする寄稿文を独全国紙「フランクフルター・アルゲマイネ」に寄稿した。


シュタインマイアー外相はその間、核拡散を防止する手段として、ウラン濃縮施設を世界で一本化して、その施設を国際原子力機関(IAEA)の監督下に置くことを提案した。


関連記事: 独政界の元重鎮、核廃絶は協調でと提言(2009年1月9日)


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